先日、父方の祖父母を招き、次女の3歳の誕生日パーティーをしました！7月の長女の誕生日に続いて、次女の誕生月は8月。またまた、夏の暑い時期でも作りやすいケーキをあれこれ考えました。

オーブンを使わなくても華やかに！

今回試してみたのは、ムースケーキ。珍しく、オーブンを一切使わずに作りました！先月の長女の誕生日にもムースケーキを作りましたが（参考：夏の手作り誕生日ケーキ、桃缶のムースにラズベリーゼリーがけ。）、その時はムースの中にスポンジを仕込んだので、オーブン使用。一方、今回のケーキでは、ドーナツ状のエンゼル型を採用したため、ムースオンリーのケーキになりました。

ムースの生地の作り方は、相変わらず適当…。エンゼル型にひたひたまで水を入れて、その水を計量カップで測ると600ccでした。なので、手持ちのゼラチンの説明書きに従い、600cc分のゼラチンを溶かしこむことにして、それ以外の材料の配分は、臨機応変（？？）に。

イチゴが手に入りにくい季節ですが、スーパーで冷凍の有機栽培イチゴを見つけたので、あえてイチゴのムースにしました。冷凍イチゴを8個くらい、電子レンジで加熱して、味噌漉し（←なんかスミマセン…）で漉し、エキス分のみを取り出します。このエキスが、とっても綺麗な赤！そこに、お砂糖と牛乳を加えて火にかけ、ゼラチンを溶かし入れます。本当は、レモン果汁を入れると良かったかも知れません。あと、牛乳ではなくヨーグルトでも美味しそう。

さて、その後は氷水で粗熱を取るのですが、わざわざミネラルウォーターで作った氷をそんなことには使えない！ので、保冷剤と水をボールに入れたもので代用。いい具合に冷めて、もったりしてきたところに、七分立てにした生クリームを投入。冷蔵庫で冷やし固めました。

そうして出来たのが、こちら。

エンゼル型の真ん中には、フルーツをカットして詰め込み、ナパージュがけ。…と言っても、うちのは単に、砂糖と水で作ったシロップに濃い目のゼラチンを溶かしたなんちゃってナパージュ。電子レンジオンリーで作って、刷毛でたっぷりめに塗り付けました。

フルーツは、ルビー色のグレープフルーツ・キウイフルーツ・皮も食べられるぶどう2色。ぶどうは、はじめから2色パックになっているものを購入しました。ムースの周りには、小さ目の星型口金で、生クリームを絞ってあります。小さく絞ると、粗が目立ちません…。

今回の苦労ポイント。

実は今回、いろいろと難点もありました。こちら、↓ろうそくを灯したところ。（右側に、期待に満ちた次女の手…笑）

パーティー直前に気付いたのですが、うっかり新品のろうそくを購入するのを忘れていて、ストックが2本しかありませんでした。ケーキ屋さんでデコレーションケーキを買えば、必ず付いてくるろうそく。手作りする時には、用意を忘れがちなので注意が必要です。

仕方なく、1本を半分に切り、妙に短いろうそく完成…。でも、これはこれで可愛いかも。ただし、ムースケーキの時は、もっと細いろうそくにすべきでした。普通のデコレーションケーキより、ろうそくの差し跡が気になります（汗）。

それと、このケーキで一番大変だったのが、型から出す時…。底板が外れるタイプのケーキ型なら簡単でしたが、今回は難航しました。お湯に浸した布巾で型の周りを温めて出そうとするものの、なかなか出ず。最後は、お皿に型を伏せた状態で、上から熱い布巾を当て、何とか取り出すことができました。これがゼリーだったら、つるりと出てきそうなんですけどね。

でも、エンゼル型は、焼き菓子だけでなく、ムースやゼリー、さらにはピラフの型抜きなんかにも使えて、ひとつあるとかなり便利なケーキ型だと思います。普通の丸型よりも、汎用性あり。

テフロン加工 エンゼル型　18cm

ところで、今回は取り分け後の写真を撮っていません。やっぱり、周りの生クリームがうまくお皿に移せず、ぐちゃっとしてしまったためです（汗）。後から思ったのですが、フルーツを多めに用意しておいて、個々のお皿に移したムースの周囲に散らせば、取り分け後も美しかったかも。次回、是非リベンジしたいです！

以下、夏の手作りケーキについての過去記事です。よろしければどうぞ。

夏の手作り誕生日ケーキ、外巻きロールケーキ（反省点あり）。
夏の手作り誕生日ケーキ、桃缶のムースにラズベリーゼリーがけ。
夏の手作り誕生日ケーキ、ガトーショコラにクリームとさくらんぼ。
夏の誕生日ケーキにぴったり！郷愁のアイスケーキ

暑い夏でも大切な人にケーキを作りたい方！一緒に頑張りましょう！