5月の庭は、生命力に溢れています。特に、生命力溢れすぎているこのお方…。↓
野イバラ(ロサ・ムルティフローラ)です。もっぱらバラの台木として有名ですが、台木になるのも納得の力強さです…。
全体像を写そうとすると、近所のお宅や家の外観までばっちり写ってしまうので、下の写真はごく一部。冬には、赤く愛らしいローズヒップをつけてくれるのも魅力です。
旅行中、山中に咲く野イバラの可憐さ・大胆さに魅かれ、一生懸命探してトゲなし野イバラの苗を購入。憧れて何度となく頁を繰った、この本↓の表紙上部にみえるのも野イバラだったと思います。
しかし、このどうにもならない勢いを、今後どう抑えていけばいいのかが、大きな課題です…。
続いて、ガリカ系オールドローズ、カーディナル・ドゥ・リシュリュー。数年前の国際バラとガーデニングショウで購入しました。
花持ちが悪いのが玉に瑕ですが、咲き進んだ時の色や形の変化が面白いです。これまた放任で、遠目にはこんな感じ。
次に、八重苧環(オダマキ)。確か家に来て二~三年目ですが、立派に咲いてくれました。素敵だけど、ちょっと人工的すぎたかな~という気も無きにしも非ず。もう少し、自然な感じの方が好みです(自分で買ったんだけど…)。幸田文のお祖母さんだったら、「花品の上なるものではない」と言うかも(汗)。(前記事→オールドローズ最高の白バラ【マダム・アルディ】咲きました参照。)
ただ、こんな放任の庭では映えないというだけで、もうちょっと整然と管理された庭や花壇でなら、真価を発揮してくれるような気もします。
花も、団子も!な植物たち
現在の自宅に引っ越して来る前から育てていたワイルドストロベリー。地植えで、随分増えてきました。世話いらずで、小さいけれど美しくて甘い実をつけます。イチゴ特有の香りも強くて素晴らしい。栽培の難しい普通のイチゴを育てるよりも、断然おすすめです。
ブラックベリーの一品種、ボイセンベリー。ソーンフリーなどの一般的な品種は、ちょっと葉の緑が濃くて、実も黒くて大きく、なんとなく見た目が重い感じなのに対し、ボイセンベリーは明るい葉色に実もやや小ぶりで可愛らしいので、一般家庭の庭には合っていると思います。トゲがほぼないのも嬉しい特徴。
これから実がなってきますので、また紹介したいと思います。このボイセンベリーの実の砂糖漬けが、とってもいいんだよな~!…と、つい花より団子になってしまった…。でもどうせなら、花も美しく、実も美味しい!のが一番です。
団子ついでに、庭の片隅に植えてあるアスパラガス。
そばのミツバの葉っぱと比べると、とても細いように見えますが、実は…↓↓
私の指と見比べると、まあまあな太さです。つまり、ミツバが異様にデカイ(汗)。
我が家のミツバ(雑草扱い)については、以下の記事をご参照下さい…。
アスパラガスも美味しくいただきました。他にも写真が色々ありますが、長くなるのでここまで。小さな庭ですが、多くの植物が輝いています。また、折を見て紹介したいと思います!
草花にちょっと癒されたよ、という方がいらしたら、応援よろしくお願いします!