全力で可愛く作った！ストロベリーフィールズ柄で乙女ギャザースリーブTシャツ、姉妹お揃い。

前記事：服のことで娘に泣かれた。正直、私も泣きたかった…。の続きです。

音楽教室に着て行く服のことで泣いていた長女に、出来る限り可愛い服を作ろうと立ち上がった（←大ゲサ…）わたくし。娘たちが寝静まってから、静かに布置き場前へとやって来ました。そして、悪い子はいねが～～！とウロウロするナマハゲのごとく、

カワイイ生地はねえが～～！！

と、ひたすらガサゴソ。しかし…改めて見ると、今の長女が気に入りそうな、キラキラ・花柄とか、ほんっとにないな～～～（汗）。ましてやプリンセスなど影も形もない…。それでもかろうじて目星をつけたのが、bichetteさんの30スムース・パリ・デ－ジー【ブラック】と、slowboatさんの杢グレー天竺・ストロベリーフィールズ 【ピーチ】。

このうち、パリ・デージーは、mahoe anelaさんのおんなのこポロワンピを縫おうと思い、裁断しかけていました。途中まで裁断してあるのだから、一歩リードかと思いますが、やっぱり襟が…難しそう…。はじめてのパターンで、少し心配でした。一方、ストロベリーフィールズは、以前作ったことのある乙女ギャザースリーブワンピを、Tシャツのバージョンで作ろうと思っていたもの。（過去記事：乙女ギャザースリーブワンピでパーティーへ！（ただしダンスはなし）。）

一度作ってみて、意外とすんなり作れるパターンだということはわかっていました。そこで、こちらを作ることに決定。いつもの習慣で、長女だけでなく次女分も一緒に縫いました。明日朝までに出来てないといけないんだから、長女の分を先に…とも考えましたが、それで次女に「次女ちゃんのは？？」などと泣かれでもしたら、またまた精神的打撃を受けてしまう（汗）と思い、お揃いを強行しました。

でも…杢グレーのストロベリーフィールズ【ピーチ】は花柄とはいえ、決して華やかではない。その点は、パリ・デージー【ブラック】も同じです。私って、やっぱり地味好みなんだな、娘たちに悪かったな…と反省させられる在庫状況でした。可愛らしさ抜群の乙女ギャザースリーブにするにしても、もう一歩甘さが欲しい。しかし、保育園にも着ていくならば、ワンピにはできない…と悩み、ちょこっとアレンジを実行。その時点で出来る限りのことをして、全力で可愛く作った！のが、こちらです。↓

型紙：raranene　乙女ギャザースリーブTシャツ（裾はアレンジ）　100・130size
生地：slowboat 杢グレー天竺 ストロベリーフィールズ 【ピーチ】

…全力で可愛く！と言う割には、落ち着いた出来であるのはわかっているので、ツッコミはなしの方向でお願いします（汗）。せめてもの工夫で、ワンピバージョンのスカート部分の型紙を、横幅4分の3、縦幅3分の1くらいに縮め、ぺプラムっぽく縫い付けました。本当にぺプラムらしくするのだったら、Tシャツ部分の裾を短くした方がいいでしょうが、ある程度全体の長さを確保したかったのと、あえて下の方でヒラヒラさせたかったので、Tシャツ部分の長さは型紙通りになっています。

次女（100size）の方の平置き画像。↓

どちらも写真が暗いのは、夜中に裁断・ミシン掛けをして、明け方に出来立てほやほやのを撮影しているからです（汗）。写真を撮って、力尽きた私はその後しばし仮眠。

長女の笑顔の着用画像に感無量…（涙）

翌朝はもちろん、音楽教室の日です…。ありがたいことに、長女は喜んで、新しい服を保育園に持って行ったそうです。

…なぜ伝聞なのかというと、小心者のわたくし、長女の反応が怖くって、お着替えを持たせる役を権助殿に一任したんです。だってだって、「えー、これ？」とか、「あんまり可愛くない」と言われたら泣いちゃう！と思ったんですよ！あ～、書いてて思ったけど、これでも私、二人の子の母親か？？情けなさすぎ…（汗）

そして、その夜。もちろん食パンじゃなくって（←なにげに根に持ってる…）ちゃんとご飯を用意しながら待っていると、権助殿と音楽教室に行った長女が帰ってきました。そっと見てみますと…乙女ギャザースリーブTシャツを着ています！そして上機嫌。「お母さん、この服、バレエみたいだね！可愛いね！」と。着用画像も撮らせてくれました。↓

お見せ出来ないのが残念なくらい、本当に満面の笑み…！！そして私はというと、嬉しくて泣きそ～でした（涙）。ちなみに、長女が履いているのは、ハロウィンの時に作った「魔女の宅急便」のキキの赤い靴を模したRick Rackさんのリボンのルームシューズ。（過去記事：【魔女の宅急便】キキの赤い靴（ルームシューズ）作りました！そして私の脳がいい仕事した件。）

このルームシューズ、結局まだリボンをつけていないのですが、長女が毎日使用しているので、既に底が擦り切れてきました。そのことも含めて、自分の作った服や小物を、こうして喜んでくれるのは【ありがたいこと】なんだ、「市販品の方がいい」とか「もっとこういうのがいい」とか言って【喜んでくれないこと】で腹を立てたり悲しんだりするのはお門違いなんだ…という、考えてみたら当たり前な事実に、今更ながら思い至ったわたくしでした…。

そしてこちらは、次女の着用画像。セブンイレブンで売っているらしい、「ハート型チョコまん」を権助殿に買ってもらい、こちらも上機嫌な様子。

お袖のぷっくりと、ハート型チョコまんが妙にマッチしています（笑）。そういえば、ハートというのも、私は全然関心ないけど、子どもたちは好きなんだろうなぁ。

キレたり、後悔したり、仕切り直しに頑張ったり…。いろいろありましたが、今回の件は本当に勉強になりました。これからは、娘の希望もよーく聞いて、服作りを楽しんでいきたいと思います。

次は、パリ・デージーでおんなのこポロワンピ作るぞ！