習い事(音楽教室)の服のことで娘に泣かれた。正直、私も泣きたかった…。

仕事が忙しくて、年が明けてからもしばらく更新できませんでした。そして、ようやく更新したかと思ったら、見るからにしけた話でスミマセン…。

前記事:残念コーデ脱却をめざす姉妹お揃いボトムス!ブルックナーとケンピ裏毛で。で、音楽教室に通う長女は、お昼寝後に早退してレッスンに行くため、髪の毛ボサボサで、服も長女自身による残念コーデ(柄責めとかピンク尽くしとか)。連れていくのが権助殿なので、髪形もうまく直せない…という悩み(?)を吐露しました。

長女以外のクラスメートはみんな幼稚園に通っている子たちで、幼稚園の制服か、家から着てきたと思われるひらひら~な可愛い服を着ているんですよね。そんな中で、ひとり保育園から直行している長女は、いつも保育園用の無難な服で、何となくさえない感じで…(汗)。私も気になっていました。

とりあえず、髪の毛は一度ほどいて結びなおすという決まりにして、当日のお着替えには、なるべく可愛らしいものを持たせるようにしていましたが、ある時点から、長女は音楽教室に行く時、必ずおんなじ服を着るようになったんです。

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実は、気にしていた長女…。

その服というのは、私が、西○屋さんで見かけて可愛いなと思い、1,000円くらいで購入したもの。長女は、これを初めて着た時に、お友達に褒められたらしく、えらく気に入っていました。

保育園では、お着替え箱に着替えを常時3セット用意しておくのですが、長女は音楽教室に行く日に向けて、この服をまずお着替えとして持参し、当日まで温存しておく…という念の入れようで、毎回、毎っ回、毎っっ回!!この服を着るんです…。

気持ちはわかるけどさすがに見かねて、「長女ちゃん、毎回おんなじ服だとちょっと変だよ。他にお洋服持ってないのかな~って思われちゃうよ…。次は他の服にしよう。」と切り出したところ、長女は「ヤダ!ヤダ!音楽教室にはいつもこの服でいくの!」と完全拒否。私の方もつい、「どうして!他にもお洋服あるでしょう。可愛いのだってあるじゃない。毎回同じだと変なんだよ!」と強く言ってしまいました。

すると長女、涙をぽろぽろとこぼして、「だって、これが可愛いんだもん。みんな、可愛い服着てるんだよ!キラキラのとか、プリンセスとか…。長女ちゃんもプリンセスのお服ほしい。お花の柄のでもいいの。」と…。た、確かにキラキラとかプリンセスはない…(汗)。それに、やっぱり周りの子たちの服は可愛くて、自分はそうでもないってことに、長女も気付いてたんだ…と思い、とても不憫になって、「そっか…じゃあ、今度キラキラの服も用意するよ!プリンセスの服も、本物のディズニーランドに行って買ってもいいよ♥それとお母さん、今度お花柄の布で、頑張ってお洋服作るね。」などと、大盤振舞いな約束をし、「そのかわり、同じ服を着るのはやめてね。もっといいの用意するから待ってね。」ということで、その場は収まりました。

思わずキレた私…娘たち号泣(汗)

ところが、その翌日のこと。その日は、ちょうど音楽教室の前日でした。娘の着替えを用意する際、うまく組み合わせるものがなくて、そういえば、昨日のあの服を、今日もう着てもらっちゃおう…また明日、同じ服を着られるとイヤだし…と思って、朝の着替えとして用意しておきました。すると、それを見た長女、そっとそのお気に入りの服を保育園に持参するお着替えの方に移し、他の服(しかもボトムスと合ってない…)を着ようとしました。

昨日の今日だったので、ちょっとカチンときて、「ねぇ、お約束したでしょう?それは、もう音楽教室の時に着ちゃだめだよ!」と告げると、長女は再び「ヤダよ!音楽教室ではこれ着るの!」と断固抵抗。

…この時って、考えてみると色々と悪条件が重なってたんです。私は仕事が忙しくて、しかも次女から風邪をもらって絶不調。それでも、出来合いのものよりは…と頑張って作ったご飯を目の前にして、次女が「パンがいい!パンがいい!パンがいい!パンがいい!パンがいい!(以下エンドレス)」と泣きながら絶叫中…。「出されたものをちゃんと食べるんだよ!」と言っても、とにかくエンドレスでふつ~の食パンを要求。

しかもですね、そんなこんなでプルプルしている私を目の前にして、優しいけど、ちょっぴりデリカシーに欠ける♥わが夫・権助殿が、長女に「今日のうちに洗濯して、明日の音楽教室でも着られるようにしてあげるから、とりあえずこれ着な」などと言い、さらには次女に、ふつ~の食パンを出してやったんです。

ぶっちーん★

…という音が聞こえたような気がした瞬間、「ふざけるなああああっ、じゃあ長女はもうこの服しか着なくていい!他には作らないし買わない!!それで次女はずっと食パンだけ!私はもう、もう、なんっっっにも作らなあああい!!!」というようなこと(あまり記憶が定かでない…)を、仁王立ちになり叫んでいました…。

長女・次女は号泣、権助殿は沈黙…(汗)。だがしかし、ほんとは私も泣きたかったです…。自分で思うに、家族に対する私の努力、愛情を否定されたような気がしたんでしょうね。私が作った服より西○屋の服、私が作ったご飯よりタダの食パン、それでいい、というかむしろその方がいい娘たちと権助殿。なら、私の存在価値って何なんだ…、そんな気分でした。

そしてその日の夜、私は家事を完全拒否。体調が悪かったこともありますが、ずっとふて寝していました。食卓には、食パンの袋を置いておきました。ハイ、嫌味です。しかしひたすらマイペースな権助殿に通じたかどうかは不明。

ご飯と食材はあるから何とかするだろう、と思っていましたが、権助殿は惣菜を買って来ていました。その点は、さすがに付き合いが長くて私の行動パターンを熟知していらっしゃる(笑)。

仕切り直しを決心。

…ふて寝しながら、私はどうしたものかと考えていました。朝にああまでブチ切れたのは、年明けからずっと仕事が忙しく、体調も悪くて家事も進まず、色んなことに対して、わだかまりが蓄積していたからのような気がしました。しかし、ちょうどこの日で仕事もひと段落ついて、長女の音楽教室のある、翌日はたまたま仕事が休み。明日、長女に何着せよう??

自分の作るもの…というか、自分に自信をなくした状態で、長女の服を頭に思い浮かべても、これといったものが見つかりません。そもそも、現在の長女の服の約半分くらいは、私が縫ったもの。自分では、当然好みだし可愛いと思っていたけれど、長女にとってはそうではなかったのかなぁ…。

ちなみに、長女がこだわった西○屋さんの服はこちら。↓

20160129

うん、リアルプリントでエプロン調、ぬいぐるみもいて、遊び心があり、確かに可愛い。私だって、可愛いと思ったから買ったんです。長女が一番気に入っているのもわかる…。しかし、結局この日、長女はこの服を着て出掛けました。明日は、別の服を着せなくてはなりません。

翌日の音楽教室の服。結論から言うと、明け方までかかって私が新しいものを作りました。買ったりする時間はなかったし、自信はなかったけれど、音楽教室に着ていく服に、あんなにもこだわっていた長女に、出来る限り可愛い服を着せてあげたかったんです。そして、ここのところのわだかまりを払拭して、仕切り直したかった、というものあります。

どうにかこうにか作った服を、長女は喜んでくれました。その日の夜は、当然ご飯も食パンじゃなく、ちゃんと作りました(笑)。遅れていた家事も、何とか立て直さなくっちゃ。長女の服を仕上げたことは、良い区切りになったような気がします。ちなみに作ったのは、ベリー柄の乙女ギャザースリーブTシャツ!「可愛さ」への、私なりの精一杯の迎合…。次回記事で紹介したいと思います。

これからも、長女が喜ぶ服を作れますよ~に!!
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コメント

  1. kokomama より:

    こんばんは。
    お久しぶりです、以前コメントさせていただきましたkokomamaです。
    久々のブログ更新、楽しみにしていました。

    今日の内容を読んで、ジーンときてしまいました。娘ちゃん、本当は洋服作って欲しかったのに、お母さんが忙しそうだったから言えなかったのかな…とか
    勝手に想像してせつなくなってました。

    お仕事大変そうですね。体調はいかがでしょうか?
    私の方も年明けに胃腸炎やら風邪やらにおかされていましたが、何とか生きていました。

    娘ちゃんのbery 柄のTシャツの記事、楽しみです(^ ^)

    ではでは、ゆっくり休んで下さいね。

    • ハル より:

      kokomamaさん、こんにちは!コメントありがとうございます!
      kokomamaさんもお風邪だったんですね。寒い中で体調も悪いと、気分も沈みがちになりますよね…。私がずっとどよーんとしてて、娘たちには悪いことしちゃったなと反省しているところです。
      kokomamaさんのブログにも、時々お邪魔しています。縫うのもブログの更新も、素早くいきいきとされていて ぐーたらな私としては尊敬しきりです。
      仕事の繁忙期が終わって、これから二ヶ月ほどは比較的余裕があるので、私も服作り(なるべく可愛いヤツ…)頑張って、またブログで紹介しますね。よかったら、また遊びにいらして下さい。よろしくお願いします!

  2. ビス子 より:

    初めまして。
    精一杯可愛い格好をしたがる長女さんがかわいそうでかわいそうで…。
    親が忙しいなんて、子供には関係ないですもんね。
    旦那さんのしたことはその場しのぎで褒められたものではないかもしれませんが、慌ただしい朝には、一番良い解決法だったように感じます。

    周りが可愛い格好をしている中、自分だけ可愛くない格好だとやはり傷付くかと思います。
    どうか、これからはできるだけ長女さんが笑顔でいられるようなお洋服を着せてあげてください。

    • ハル より:

      ビス子さん、コメントありがとうございます!ほんとにご心配をおかけしたみたいで、スミマセン(汗)。長女ももうすぐ小学生、スカートやレース系もOKになるし、お着替えでヘンテコなコーディネートになることもないのではと、私も期待しています。
      ところで、長女は最近「赤」にはまっているようで、「全部赤がいい!」と言われ、またもや四苦八苦しています。とりあえず、昨日は以前作ったイチゴの赤い服を着せてみました…。ブームがいつまで続くか見極めながら、長女の希望に柔軟に対応していきたいと思います!