【アニメシ】「崖の上のポニョ」のラーメン作ってみました。

【アニメシ】に興味があります。多分、「アニメのメシ」の略。（←わざわざ言う程でもない…）
有名なサイト、「ビストロ・アニメシ」の他にも、チャレンジャーがたくさんいるみたいです。私がすご～くウケたのが、中高生くらいの時に読んだ、吉田戦車さんのいわゆる不条理ギャク漫画『伝染るんです。』に出てくる「子ランチ」（お子様、ではない。）

該当の漫画では、ひどい子ども料理に絶望する家族連れの客の前で、ウェイトレスさんが「コック長が、子どもをあまり好きじゃないんです…」てなことを言います（うろ覚え）。グルメニュースサイト「えん食べ」のブログで、実際に料理した「子ランチ」が紹介されていました。↓「子ランチ」、衝撃的です（笑）「首」の旗とか、ゴムでとめたバナナとか…。

今日はどの「マンガ飯」？–漫画に出てくるあの料理たちを再現した梅本ゆうこさんの「マンガ食堂」

ポニョのハム入りラーメン

え～、「子ランチ」は大変不味かったそうで、作ってみようとは思いませんが、我が家でも「アニメシ」、密かに流行中です。概して、一般的で簡単なものばかりですけど…。今まででは、「アルプスの少女ハイジ」のチーズのせ黒パン、「千と千尋の神隠し」で、リンが千尋にくれたおまんじゅうなど。その時々に、娘たちがはまっていたアニメや映画がネタになっています。

参考記事：
ハイジの白パン、そして黒パン。もちろんチーズのせ。～その１　　その2
長女が保育園をやめてつきたい職業。

そして今、娘たちのブームは「崖の上のポニョ」。中でも次女のお気に入りは、このシーン。↓自宅の『崖の上のポニョ』本より。このアニメ絵本シリーズに、我が家は相当お世話になっています。

「ツルツル」（娘たち用語で麺のこと…）を食べる時、次女が「ポニョみたいに！」と要求してくるので、「あち、あち…」と言ってやると、「チガウヨ！アヂ・アヂダヨ～！」と訂正を求めて来ます…。本人も、「アヂ、アヂ…」と連呼して、ポニョ気分。

そんなある日、権助殿がこんなもの↓を購入してきました。

王道のチキンラーメン。しかも5食パック！

確かにですね、このシーン↓を見ると、お湯を入れるだけの調理なので、チキンラーメンのたぐいであることは間違いありません。

そして、ある日の夕方。私の帰りが遅くなり、ちょっと夕飯の支度がかったるいなぁと思っていましたら、権助殿から、「今日はポニョのラーメンにしようよ！」との提案。夕飯がチキンラーメン…（汗）と思うとちょっと抵抗がありましたが、折角なのでそれらしく作ってみました！

まずは、基本のハムと卵。卵の切り方がヒドイですが、見逃して下さい…。ポニョはハムが好物という設定なので、チャーシューとかではNG。この形のハムがはずせません。ちなみに、「ビストロ・アニメシ」では、ラーメンは同じチキンラーメンですが、ハムは自作されていました…。（そこまでできね～！）

チキンラーメンを器に入れるところは、娘たちにやらせました。さすがに長女は慎重に入れていましたが、次女はポニョと同じく、袋を逆さまにして、勢いよくガシャガシャと投入です。ポニョの動きを再現したのか、それとも次女の生活能力が、人間になったばかりのポニョと同じレベルなのかは不明。

忠実に再現するならば、具はハムと卵の他、ネギだけなのですが、つまらん大人の気遣いが仇になって、ついつい肉野菜炒めを添えてしまいました。一応、映画と同じ非常食を意識して、残り物野菜を寄せ集めて作りました…が、そんなのは良くあることだし、詭弁ですね（汗）。その点、子ども心を忘れない権助殿だったら、ネギオンリーで突っ走れたかも…（権助殿の子ども心については、過去記事：【実物大！】アンパンマンパン参照。）

そして、遂に（？？）「崖の上のポニョ」のラーメン、完成！！