ここしばらく、ミシンから遠ざかっていました。理由は暑いから。それ以上でもそれ以下でもない…。私のミシンは、将来娘たちの部屋になる場所に置いてあるのですが、ここにはまだエアコンをつけていません。最近もう、暑いのなんのって…。髪の毛のシュシュを作るくらいはしていたのですが、それでも汗だくに。何が嫌かって、扱っている布までじと～～っとしてくる感じがたまらなく不快（汗←文字通り…）。
そんなわけで、不足気味になってきた娘たちの服。ついに、あんまり娘たちの服に構わない権助殿にまで、「長女ちゃんの部屋着があんまりないから、買おうか」と言われる始末。布がたくさんあるんだから作ればいいんですが、部屋着用のズボンとかパジャマとかまでは、なかなか手が回らない…。仕方なく、近所の量販店で、本当に何の変哲もない、地味～なズボンを2着購入しました。それがこちら。↓なんとなく写真にも気合が入らず（？）ピンボケてます…。
当初、フロッキーとかワッペンを付ければいいよね、と思っていたのですが、フロッキーは単色だし、ワッペンも手持ちのものはみんな小さい。どうにもこうにも地味さから逃れられない気がして、アップリケをしてみることにしました。
可愛いサンプルハギレを有効活用！
布を買う時に、サンプルで付いてくるハギレたち。それに、接着芯を貼り付けて、布端をロータリーカッターで整えました。そこまで済ませたのがこの4枚。
slowboatさんのと、bichetteさんのサンプルハギレ。レインボー裏毛は、表がヒストリックカーですが、うちは姉妹だし、柄もうまく出ていなかったので、裏毛部分を使用。
ところで、うちの家庭用ミシンはJUKIエクシードキルトスペシャルです。去年の冬頃、義母からもらった家庭用小型ミシンから、思い切って買い換えたもの。以来、アップリケ機能を使うのは実は初めて。2種類あるアップリケ機能のうち、ジグザク縫いっぽく仕上げる方を選択しました。
当然ですが、ジグザクに縫い進むのと、フットコントローラーを恐る恐る踏み込んでいるのとで、いつもよりもずっとゆっくりしか布が進まず、本当にこれでいいの？と心配になる事もしばしば。気のせいか、あんまりゆっくりやるよりも、ある程度強く踏み込んで、勢いを付ける方が上手く縫えるような感じでした。
そうして出来上がったのが、これ。
グレーの方には、smileさんのおまけタグも付けてみました。正直、アップの写真は載せられません…。特に紺×bichetteさんの方、はっきりいって微妙な仕上がりです…。ズボン本体の色と糸を合わせて、ジグザクでちょっとざっくりした感じに仕上がったらいいな～と思っていましたが、ざっくりし過ぎた。
ハギレの色と、糸を同系統にしたグレーの方が、まだましでしょうか。ざっくりが目立ちません…。一応、もう少し近づいた写真がこちら。（これ以上は無理）↓
かなり修業が必要だな～と感じましたが、地味なズボンは、少し女の子らしくなりました。市販の安価な服も、こうやって手を加えると、それなりに愛着が湧いてきます。忙しい時、暑さ寒さが厳しい時は、こんな風にちょっとだけミシンを使うのもいいなと思いました。…ていうか、そうでも言わないと、キルトスペシャルを買った言い訳が自分に立ちません（汗）。
もうすく8月で、夏休み本番。ミシン部屋は暑く、夏服は足りない…。厳しい季節になりそうです。
ユキニモ ナツノアツサニモマケヌ ジョウブナカラダヲ…持ちたいけどどうでしょう…。
