うちの娘たち、甘酒が大好きです。私も好き。ただし、酒粕を溶いたものではなく、ちゃんとお米と麹で作るもの限定。甘酒にはずっと冬のイメージがありましたが、本来は夏の飲み物なんだそうですね。なんでも、点滴と同じ成分が入っていて、夏バテに効くとか。
うちではいつも、麹200gに、1合分のご飯をおかゆにしたもので甘酒を作っています。冬も作りますけど、その時は温度管理が大変。冬は、主に炊飯器を使って作るのですが、10時間くらい、ある程度の温度を保たなければならないので、炊飯器の保温機能を、切ったり着けたり。つけっぱなしにしてふたを開け、布巾を掛けておく、というやり方が良く紹介されているものの、何となく抵抗があり、結局ふたをして保温の入・切で対応しています。
それに対して、夏の甘酒作りは楽!外気温が高いため、調節が簡単です。なるほど、夏の飲み物っていうのもわかります。だって、作りやすいもんね(笑)。
甘酒のレシピはこの本から。
塩麹を使ったレシピも利用していますが、単純に、トマトと塩麹を和えたりするだけでも美味しいですね。
甘酒の仕込み方
さて、夏の甘酒作りには、保温性のある「ル・クルーゼ」を使っています。うちでは、ご飯に麦を入れているのですが、そのままにして作っても別に大丈夫。
1合分のご飯をおかゆ状に炊き、55~60℃くらいにしておきます。(←ここの温度、うろ覚え…。指で触った時、1~2秒は我慢できる温度、という表現をどこかで見て、参考にしています。)
そこへ、麹を一気に投入!スーパーで良く見かける「都こうじ」は板状なので最初にほぐしますが、こちらは粒状の麹なので、ほぐす必要はありません。↓
まんべんなく混ぜると、こんな感じに。水分足りない感じで、これで甘酒っぽくなるの?と思いますが、不思議となるんです…。
バスタオルで「ル・クルーゼ」全体を包み込み、保温します。温度が下がり過ぎたら、少しだけ火にかけるようにしています。
何度となく作って、もうレシピをちゃんと見直すこともないので、いいかげんなところがあったらスミマセン…。でもまぁ、めったに失敗することもなく、半日もすればちゃんと出来ます。温度が低くて、あるいは温度を高くし過ぎて、菌が死んでしまったらしく、甘くならなかった、という失敗が数回ありましたが、前者の場合、また温めればOKですし、後者でも、さらに麹を足して最初からやり直すと、ちゃんと甘酒になります。
使用している「ル・クルーゼ」はこちら。この色「デューン」は、和食系に映える気がする。
甘酒作りは時間がかかるので、完成がより待ち遠しい気分に。
55~60℃を保つこと、10時間前後…。次回記事では、完成した甘酒と、飲み方についてご紹介したいと思います。