5才の長女が「オーロラ娘」に憧れています。「オーロラ姫」ではありません、あくまで「オーロラ娘」。実は、アンパンマンの映画 それいけ!アンパンマン ルビーの願い に出てくるルビーというキャラクター(声優は工藤静香さん)のことです。
空に七色のオーロラを描く、この「オーロラ娘」の影響で、以前から「虹色の服を作って!」と言われ、困惑していました…。子どもらしい夢を叶えてあげたい気もするけど、センスの良い、着用に耐えうる「虹色の服」を作れる気が全くしない(汗)
どうしたものかと思っていたところ、slow boatさんで「HAPPY裏毛」を見かけ、もうこれしかない!と悲愴な覚悟にて購入。裏の「虹」部分を何とか活かそうと、petit etalageさんの衿付きスリップオーバーを作りました。
布:slow boat HAPPY裏毛 【オートミール】
型紙:petit etalage 衿付きスリップオーバー
娘のクールな反応…(泣)
姉妹お揃い、120と90サイズです。出来上がったところを息せき切って、「長女ちゃん、虹色の服だよ!」と見せると、長女は、「わー、かわいいー!」と言ってはくれたものの、「ほら、ここが虹色!」と盛り上がる母に対し、「あぁ、ヨコのところがね…」とクールな様子…。
元気のいいルビーの歌や、大きな刷毛でオーロラを空に描くという設定がお気に入りで、一時期は、やめてと言っても家中の壁を「ほうき」で撫で付けていた長女。きっと、この服を着てほうきを持ち、「飛~べ飛べルビー!」と歌ってくれると思ったのですが…。壁をほうきで撫でられても、撫でられなくてもトホホな、複雑な親心です。
そもそも、オーロラ娘や魔女は空を飛べる、と半ば本気で信じているような相手に対し、センスとか使い勝手とかの、大人の事情で守りに入った「虹色の服」では通用しなかったのだと実感。娘たちの期待に応えるために、もっと童心に帰ろう!と思えども、純な心が思い描く「虹色の服」とは一体いかなるものか、全く想像が及ばない母なのでした…。
「虹色の服」への挑戦、まだ続きます。多分。