【次女のひな人形】原孝洲さんの木目込み享保雛。コンパクトだけど豪華です。

前記事:【姉妹のひな人形】長女用と次女用、別々に買いました。の続きです。

長女用と次女用、ふたつの雛人形(私のも入れると三つ…汗)がある拙宅では、毎年飾る場所を替えています。その点、前記事に記した通り、サイドボードや作り付け棚の上、出窓っぽいところなど、いろいろなところに飾れるサイズで、専用の収納箱兼飾り台のあるお雛様ではないことが、功を奏している気がします。

さて、今年は、玄関に次女のおひなさまを飾ることにしました。長女のおひなさまは、ダイニングの作り付け棚の上を予定。ダイニングよりも、玄関の方が片付いていた(当社比…)ため、先に次女のお雛様の飾りつけをしました。

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お道具類はシンプルかつ最少。

娘たちのお雛様は、いずれも親王飾り。お道具類も、シンプルで数を少なくしています。…それというのも、私のすっごく場所をとる堂々たる七段飾りがあるから。三人官女、五人囃子に右大臣・左大臣、牛車や鏡台といった嫁入り道具、これらは七段飾りで満足してもらおう…という魂胆です。

でも逆に、もしもこの七段飾りがなかったら、やっぱりお道具類が充実した、ちゃんとしたお雛様を姉妹二人でひとつ、ということになったかも知れないなぁ…。そういう意味では、かさばる七段飾りにも感謝です。

さて、まずは飾り台と金屏風。

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この、飾り台なんですが…ちょっと失敗しました。なんか、親王飾りとシンプルなお道具だけの飾り台にしては、大きすぎて…。これを選んだ時、選択肢があんまりなくて、この豪華なのか、小さ目ですごくシンプルなのかの二択だったんです。それで、ついつい豪華なのを購入(苦笑)。

確かに畳張りで素敵だし、シンプルなのを選んでも、やっぱり後悔した気もするんですけどね。台の奥行きがありすぎて、長女のおひなさまは飾れるのに、次女のは飾れない場所があったりで、悩みどころです。

そして、お道具たち。貝桶と燭台。

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貝桶、改めて眺めたら、裏側に「純金」って書いてあった(笑)。どういう意味?純金の金泥で模様が描いてあるよってことなんでしょうか。房飾りが、くちゃくちゃになってしまうのが課題だなぁ…。仕舞う時、ひとつひとつ和紙でくるんでこよりで留めればいいんでしょうが…今年もやらないかも(汗)。

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燭台は、電気が付くタイプではありません。長女のは、中に小さな電球があってぼうっと電気がつくのですが、私としては、このシンプルな燭台が気に入っています。中をのぞくと、こんな感じ。

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ちゃんと油を入れるお皿がある!フェイクで電球が入っているより、リアルでいいと思います。

木目込み人形の魅力と利点!

では、いよいよお人形の登場です。こんな箱に入っています。原孝洲さんの包装紙が上品でいい感じ。左側にちょこっとだけ3歳の次女が写り込んでいるので、箱のサイズがわかるかな?

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その段ボールのふたを開けますと…

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桐の箱です。この中に、何重にもくるまれて、お雛様が入っています。

こちら、お内裏様。元々付いていた袋を取り除くと、防虫効果のあるカバーに包まれて出現。

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うちでは、この防虫効果のあるカバーを毎年使用しています。七段飾りのお人形、特にお内裏様とお姫様以外には、さすがにコスト的な面からも使いませんが、親王飾りの場合には、このカバーはかなり安心・便利だと思います。

シートを取り除き、烏帽子の付属品をつけ、勺を持たせたお内裏様。

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続いて、お姫様。カバーを外すと、このようにお顔がくるまれています。写真は省略しましたが、お内裏様も同様。

こういうのを外したりつけたりする時は、必ず白手袋を着用します。私は、お道具を含め、お雛様を出したりしまったりする時は、最初から最後まで白手袋です。くしゃみなどを防ぐため、マスクも着用。完全防備です!

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お顔の紙を外すと…やっぱりかわいいな~!

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後姿はこう。着物の重ねの表現が面白いです。

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こうして見てみると、頭の天冠は豪華なんですが、体や着物はとてもコンパクトにまとまっているのがわかります。私の七段飾りの人形たちは、着物の裾や袖が長くて、折れたりシワになったりしないかと収納にも気を遣うのですが、木目込み人形は、その点少し気が楽!

それぞれの台に乗ってもらって、完成。七段飾りに比べたら、飾りつけはあっという間にできます。

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娘たちも、とても喜んでくれました!早速、おはじき(←??)なんかを供えては、ひな人形を満喫しています。

外国で、雛人形選び(汗)

ところで、次女が生まれて、ちょうど初節句のことを考えなくてはいけない頃、我が家は夫の仕事の都合でしばらく外国にいました。私がちょうど育休中だったので、三歳の長女と生後五か月の次女を連れて付いていったんです。

長女は現地の幼稚園に通い、私も語学の勉強をしたりと充実した毎日だったんですが…そうだ!初節句のひな人形どうしよう!?と顔面蒼白に(汗)。帰国からひな祭りまで、全然余裕がない!

出国時はばたばたして大変で、そこまで考えていなかったんです…。けど、次女が生まれた直後から、長女のひな人形選びで最後まで候補に残っていた「元禄雛」か、その雰囲気に近いお雛様がいいな~とは考えてました。それで、インターネットで「元禄雛」を必死に検索し、原孝洲さんのHPに掲載されていた、元禄雛と同系統の「享保雛」に辿り着きました。

とっても気に入って、これしかない!と思い、お店にメールで連絡。在庫僅少ということでしたが、帰国まで取り置きして下さると…(感涙)。もう殆ど心は決まっていたので、帰国後に実店舗まで伺って、ありがたく購入してきました。

そんな経緯もあって、私にとっては思い出深いひな人形。次女が末永く大切にしてくれたら嬉しいです。

次回記事では、長女のひな人形、真多呂の木目込み立ち雛について、詳しく紹介したいと思います!

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