弟からの誕生日プレゼント、知らずにちょっと苦い思い出。

今日は、私のプレゼントにまつわる記憶の中でも、ちょっと苦い思い出。弟から、誕生日プレゼントをもらった時のことです。当時、私は中学生。弟は、小学校高学年だったと思います。

自分の誕生日から、確か数日が過ぎた頃。ちょっと難しいお年頃、しかも中学の部活動で疲れていた私は、自室のベッドの上でゴロゴロしていました。

すると、階下から、「ハルちゃ~ん!ハルちゃ~ん!」と、弟の呼ぶ声が。横になったまま「何~?」と返すと、「ちょっと来てよ!」と…。

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私「何でよ…」

弟「ねぇ、いいからちょっと来てよ!」

私「何でなの!?嫌だよ(怒)」

そんな問答が数回あった後、弟は何も言ってこなくなりました。当然私は、やれやれと思った訳なのですが…。

翌日、たまたまリビングで父と二人になった時、弟がその時、私に誕生日プレゼントを渡そうとしていたのだということを聞きました。…これは衝撃でしたね。後悔するも、時既に遅し…。その時のプレゼントは、私が欲しがっていた500円玉貯金箱でした。しばらくしてから、さりげなく貰ったような覚えがあります。

サプライズは難しい…

この件で私は、人に対して、常に誠実であることの大切さ、というのを学びましたし、とにかくまずは自分が悪かった、と思います。でも、もう少し、何とかなったんじゃないかな~とも思うんですよね…。例えば、弟が私の部屋の前まで来て、「実は見せたいものがあるんだけど…」と、ストレートに言ってくれれば、あるいはその場にいた父母が、「とりあえず、ちょっと来てごらん…」とフォローしてくれるなどしたら、私も何かあるなと思ったでしょうし。私と弟が子どもだったから、という要因はあるにしろ、ちょっとした気遣いで、あの最悪の事態は避けられたのにな…と、未だに悲しい気持ちになります。

弟は、いわばサプライズプレゼントをしようとしたんですよね。でも、サプライズプレゼントには、きちんとした計画と柔軟性が不可欠、ということの好例になってしまったなぁ…。祖母への銀杏のプレゼントの場合と違って、これは「苦い教訓」でしたね。

さて、現在の弟とは、誕生日にメールでお祝いを伝え合うくらいで、誕生日プレゼントのやり取りはほとんどしていません。でも、数年前にあげた、銀河鉄道999の記念切手はたいへん喜ばれました。普段は、タケオキクチの鶴柄のシャツをさりげなく(?)着こなし、奇天烈なものが大好きな弟です…。

私は趣味で洋裁をしていますので、今度の弟の誕生日あたりに、自分の心の中にずっと封印していた上記の話をし、お詫びがてら板チョコ柄のパーカーを作ってプレゼントしようかと計画中です。

これ、たぶん弟の好みだと思います(笑)。
姉妹ブログ記事:欲しかったチョコレート柄生地をついに購入!三十路の弟へのプレゼントに…。

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